【SM】行動保証メガミミロップ

ミミロップ

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性格:陽気 (意地でも同様の実数値)
特性:肝っ玉
持ち物:ミミロップナイト
実数値(努力値) : 167(212)-181(196)-115(4)-*-117(4)-183(92)
技構成 : 恩返し/ 飛び膝蹴り/ 冷凍パンチ/ 猫騙

 

H : 8n-1
A : 159-118ミミッキュに対しての恩返しが55.3% ~ 66%程度
B : 156ミミッキュのじゃれつくが82.6% ~ 98.2%の確定耐え
D : 端数、147EF眼鏡10万ボルト( =44651 )最高乱数以外耐え程度
S : 最速ジャローダ+2(メガボーマンダ意識)
DL : B < D

 

ミミッキュに対する行動保証を持たせたメガミミロップ。ノーマルタイプ故かげうちが効かないのでじゃれつくさえ耐えてしまえば動ける回数は増える。H種族値が低いのでHから振ることにより総合的な耐久値を得ることができた。技構成は汎用的なものにしたが基本的には自由。Sを下げて気になるのはゲンガー、コケコ、ゲッコウガだが最悪相手が突っ張ってきたとしても打ち合える性能はある。

【コラム】格闘タイプ

ミミッキュを意識することを前提とすると使える格闘タイプは

・フェアリーが等倍
格闘 - 炎 : バシャーモ
格闘 - 鋼 : ルカリオ


・格闘が通る
肝っ玉 : メガミミロップ
胞子 : キノガッサ

 この4体

 

バシャーモ → マンダ、レヒレに弱い → めざ氷、雷パンチ・電気Z、草Z
メガルカリオ → 行動保証がない → 耐久振り
メガミミロップ → 行動保証がない → 耐久振り
キノガッサ → ガルーラ、コケコ・テテフ展開にのみ弱いが他には安定する単体性能

 

おそらくこのような思考推移になる

 

【SM】耐久振りミミッキュ

 ミミッキュ

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性格:意地
特性:化けの皮
持ち物:各種Z
実数値(努力値) : 159(228)-140(140)-118(140)-*-125-116
技構成 : なんでも 

 

※S4で使用した構成は
じゃれつく/ 毒々/ 呪い/ かげうち

 

調整

H : 16n-1 ( H種族値が低いため効率を考えるとできるだけ振りたい、砂意識 )
A : かげうちが131-100ミミッキュに対して50.3% ~ 59.5%の確二(A2↑かげうちで14/16 (87.5%)の乱一)
B : 197メガボーマンダの捨て身タックル( =42552 )、233メガバシャーモフレアドライブを最高乱数以外耐え
D : なし、147EF眼鏡10万ボルト( =44651 )最高乱数以外耐え程度

  

※追記

A140ではA2↑かげうちが131-100ミミッキュに対して14/16 (87.5%)の乱一 なので剣の舞をする前提であれば197スキン捨て身の乱数を一つ下げ、下記のような調整にしてもいいかもしれない

実数値(努力値) : 155(196)-143(156)-119(148)-*-126(4)-117(4)

調整

H : 6n-1(ゴツメ最小)
A : A2↑かげうちが131-100ミミッキュに対して100.7% ~ 119%の確定一発
B : 197メガボーマンダの捨て身タックルが2/16 (12.5%)の乱一、233メガバシャーモフレアドライブが最高乱数以外耐え
D : 端数
S : 端数(同速意識)

 

S4序盤から使用していた。ミミッキュは弱点が少ないので耐久に振った方が強いというのが持論。非常に場持ちが良くなる。からきおす杯とS4ではその場持ちの良さから雑な削りとストッパーを任せていた。Sを落としたことでパルシェン対面では下から動けるというメリットも。ボーマンダギャラドスバシャーモ等に後出しして切り返しを図る調整のため持ち物はフェアリーZ推奨、だが持ち物、技構成の自由度は高い。耐久に振りSを下げることで、上からの知らないZ技被弾回数の増加や相手のミミッキュに弱くなってしまうためそこだけには注意が必要。

 

ABミミッキュ 調整 育成論 のろい いじっぱり

【SM】オボン霊獣ボルトロス

霊獣ボルトロス

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性格:控えめ
特性:蓄電
持ち物:オボンのみ
実数値(努力値) : 184(236)-*-95(36)-202(148)-108(60)-125(28)
技構成 : 10万/ ボルトチェンジ/ めざ氷/ 挑発

 

※カバ展開意識の挑発

 

調整

H : 4n
B : 197メタグロスの冷凍パンチ 83.1% ~ 98.9%
      212メガバシャーモフレアドライブ 82% ~ 96.7%
     156ミミッキュのフェアリーZ 25%の乱数1発
C : めざ氷で183-106ガブを75%の乱1
D : 147コケコのマジカルシャイン 33.1% ~ 39.6%
      155ゲッコウガれいとうビーム 79.3% ~ 94.5%
S : 最速テッカグヤ抜き

 

S4序盤から使用していた。オボンを持つことでガブ、ランドの岩石封じやゲンガーのヘド爆等を2発耐えることができるため柔軟に動かすことができる。霊獣ボルトロスは崩しの印象が強いポケモンであるため単体性能を高めたこの型は単純に型として強かった。技構成の自由度は高く、調整としての候補の一つにになればいいと考えている。

 

調整 育成論

【SM】眼鏡ヒードラン

ヒードラン

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性格:控えめ
特性:貰い火
持ち物:拘り眼鏡
実数値(努力値) : 183(132)-*-127(4)-193(204)-128(12)-117(156)
技構成 : 火炎放射/ ラスターカノン/ 大地の力/ オーバーヒート

 

調整
H : 8n-1
B : 端数
C : 余り
D : 222メガゲンガーシャドーボール高乱数2耐え
S : 4無振りグライオン抜き
DL : B<D

 

Z技ではなく眼鏡なのはリソースが枯らされることを想定したため。炎タイプでありながらラスターカノンがレヒレ、アシレに等倍であったり大地の力がドヒドイデに抜群であったりと水タイプに極端な不利をとらないところが偉い。対地面で考えるとガブリアスが少ないほど価値が上がる。採用する際は裏でしっかりボーマンダ等のケアをしておきたい。

【SM】HDオボンカバルドン

カバルドン

 

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性格:慎重
特性:砂起こし
持ち物:おぼんのみ
実数値(努力値) : 215(252)-132-148(76)-*-126(180)-67
技構成 : 地震/ ステルスロック/ 欠伸/ 吹き飛ばし

調整
H : 最大
B : 余り
D : 211リザYの晴れオバヒを最高乱数以外耐え 85.5% ~ 100.9%

調整意図
147カプ・コケコの草結び49.3% ~ 58.6%
おぼんのみの発動確率を上げつつリザYに対して仕事ができるようにした。

 

S3で使っていた一匹。明確な調整先はないが物理に耐久を割いたことによってミミッキュなどにより安定した。

7世代の三竦み

6世代では
ガルーラ→ガルーラに強い→ガルーラに強いに強い→・・・

例 ) 

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と、ガルーラ始動の三竦みが形成されていたが7世代には6世代ガルーラのような圧倒的に強いポケモンがいないため"ポケモンによる三竦み"はとても曖昧である。
しかし、7世代では新たに登場した電気タイプであるカプ・コケコから始まる"タイプによる三竦み"が強く形成されていると感じた。

 

タイプによる三竦みが形成された理由 (6/7 追記)

 

※前提として

7世代は考慮しなければいけない要素が多く理論化しにくいのでこの話も適切かどうかは非常に怪しいです。

 

例えば此方ガルーラ、彼方カプ・コケコという対面

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こちら側が考慮しなければいけないこと

・電気Z (数値受けを否定)
ボルトチェンジ+物理受け(ゴツメ)

よって主導権はコケコにあり、此方は地面(電気無効)引きをほぼ強制される。つまりコケコが強い理由は電気Zの存在で主導権を握りやすいところ。
そのコケコに対して柔軟に動ける or 不利な展開を作りにくい のが HD地面タイプ。
例を挙げると

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特にカバルドンの欠伸展開はタイプ相性関係なく通る非常に強力ものなので具体的な対策方法が求められた。

そこで必要になってくるのは地面との対面でかなりの負荷をかけられ、カバルドンに初手から展開されることを選出画面で拒否できる水タイプ。
例を挙げると

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これらによって7世代のタイプによる三竦みが形成された。

 


カプ・コケコ → 水タイプ
  ↑                  ↙︎
地面タイプ

 

"崩す"為には不利な矢印を逆にすることが必要である。
逆矢印
・シュカコケコ、毒身代わりコケコ等
・襷アシレーヌ
・スカーフゲッコウガ
・Zランドロス

  

環境トップであるカプ・コケコには行動保証がなく対面性能が低いため構築はサイクル寄りになり、上記のようなコケコ入りにサイクル負けしにくい駒入れるとその構築もサイクル構築になる という一連の流れがサイクル構築が増えた一つの要因だと思っている(もう一つはマッチングシステム)